社員インタビュー



モノを作ることの楽しさ、
技術を伝えたい。

製造部製造課 組立係 組長

H.H


自動車製造に携わりたいと芝岡製作所へ



大学では経営を学んでいましたが、もともとモノ作りが好きで自動車関係の会社に就職したいという思いが強くありました。そんなとき知人から芝岡製作所を紹介され、歴史のある安定した会社であることと、世界的自動車メーカーに納品していることが入社の決め手になりました。
当社は主に自動車製造の溶接設備を、開発からメンテナンスまで一貫して製作しており、その中で私は製造部組立係の組長を担っています。
組立は通常6名ほどのチームで1つの設備を作ります。部品の数は平均的な規模のものでも1200点以上。チームで協力しながら、一つずつ組み上げていくやりがいがあり、完成時の達成感はとても大きいです。この手で作る喜びを味わえる、まさにモノづくりの醍醐味が詰まった仕事だと思います。





臨機応変さと先見性が求められる。

組立作業は途中でお客様の要望が変更になることや、機能を追加することもあるので臨機応変に対応しなければなりません。
既存設備の改修の場合、お客様の自動車製造に影響が出てしまうため工期の遅れは許されません。そのため完成形をイメージし、その間に起こり得るトラブルを想定して進めていくことが大切になってきます。
また、同じ設備でも、人によって組み上がるカタチは異なります。例えばエアーの配管経路。図面では「どことどこを繋ぐか」しか記載されておらず、その経路は組み立て者の裁量に任されています。そのため「どう取り回したら無駄がないか、美しいか」などを考えながら組み立てていくのがとても楽しく、お客様からお褒めの言葉を頂いた時にはとてもやりがいを感じます。






苦労した海外出張。でもその経験が今に活きている。



お客様はグローバル企業であるため、時には海外の製造工場で、現地スタッフに組み立てを指示することもあります。
普段と違うチームで作業を行うことに戸惑いがあり、さらに言葉も通じないため、コミュニケーションをとるのが大変でした。しかし、苦労した分、設備が出来上がり無事お客様に納品できた時は自身の成長を感じることができました。今後も機会があれば積極的に海外に挑戦していきたいです。
現在は若手の育成に力を入れていますが、海外で言葉が伝わらないなか指揮を執った経験が、活きていると思います。会社としても、若手に責任あるポジションを任せていく方針なので、そのサポートができるよう教育体制を整えているところです。

一日の流れ

  • 08:00

    出社、朝礼

    本日の作業の確認、指示。安全に作業を行うための注意点をチームに共有します。

  • 09:00

    作業開始

    チームに指示を出しながら設備を組み立てていきます。

  • 12:00

    休憩

  • 13:00

    他部署と打合せ

    営業部や設計部と打ち合わせを行い、内容や方針を共有します。

  • 16:00

    進捗状況確認

    スケジュール通りに作業が進んでいるかを確認します。

  • 17:00

    退社

    工期の遅れがなければ、定時に退社しています。